9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね
それでも、気候に関係なく秋の観光シーズンの足音は近づいてきています
今回は観光シーズンに欠かせない貸切バスの話
当社では学校関係の遠足や修学旅行のお手配も承っておりますが、年々貸切バスの確保が難しくなってきております
車庫にたくさんバスが停まっているので、何故バスの手配が難しいのかと疑問に思われる方もおられるかもしれませんが、バスを動かす運転手がいないのです
特に今年の秋は厳しい状況です
お断りをしたお仕事もたくさんあります
しかも、10月からは↓も始まります
これは一般にほとんど周知されていないので、これからバス会社や旅行会社からお客様へ案内をしていかないといけません
簡単に説明すると
①下限料金が現在よりも約20%強値上がります
②上限料金の撤廃により下限料金を下回りさえしなければバス会社はいくらでも料金の提示が可能になる
という事です
「ドライバーの待遇改善」というのが大義名分ではありますが、果たしてこれで喫緊の課題が解決するのでしょうか
前回の大幅な運賃改正の時もそうでしたが、個人的には一時的に【バス離れ】になる可能性があると思います
現状の【運転手不足→貸切バスの手配が難しい】という問題は、繁忙期と閑散期における貸切バスの需要と供給のアンバランスさがもたらしているもので、そこをある程度是正出来れば少しは解決できるはずです
今回の運賃改正は繁忙期と閑散期の差が広がるだけのような気がしますけどねぇ
さらに、来年からは↓です
「誰がために鐘は鳴る」のか
業界の未来は明るいのか
私には不透明な明るさのような気がしてなりません